カーテン専門ドットコム
■機能性について

カーテンの販売で消費者に良く聞かれる事は、洗えるの(収縮率)?遮光性は?防炎性は?透過性は(透けにくいか)?等であるが、次に機能性についてふれます。
[ 収縮率 ]
カーテンには、JIS規格により
[1] セッケン液による水洗いの収縮率をタテ、ヨコとも%比率で表示しています。
[2] ドライクリーニングによる収縮率も同様に表示しています。

[ ウォッシャブルカーテン ]
[1] 洗濯機で洗えます。ご家庭で手軽に洗えます。'(40℃までの液温で洗濯の弱水流又は手洗い。)
[2]洗濯による伸縮はほとんどありません。洗濯による寸法変化率は、タテ±1.0%以内、ヨコ2.0%以内です。
 (洗濯回数5回後)
[3]早く乾きます。吸湿性の少ない繊維を選んでいますので早く乾きます。
[4]洗濯の際トラブルを防止するため、吊り下げ用金具やアクセサリー等は外してください。
 (アジャスターフックもカーテン生地をいためる場合があります。取り外して下さい。)

また洗濯に際しては、乾燥機は仕様しないでください。

【注意が必要な素材】
[ レーヨン使い ]
美しいドレープと光沢感が特徴ですが、反面合成繊維に比べ耐久性でやや劣り、温湿度により伸縮する場合があります。また洗濯により縮む場合がありますのでクリーニングの際はお店とよくご相談下さい。
[ 綿使い・麻使い ]
ナチュラルな風合いが天然素材の魅力ですが、組織の性質上糸表面に細やかな凹凸や綿柄が出ることがあります。
[ 金プリント・顔料プリント ]
奥行きのある色とメリハリの効いたプリント表現が魅力ですが、ドライクリーニング時に変質することがありますのでお店とよくご相談下さい。
[ 遮光カーテン ](コーテイング仕様の商品)
遮光性能が高く、1級遮光に多く使用されていますが反面手洗いが出来ません。硬化して剥離する場合があります。ドライクリーニングをお薦めします。綿やレーヨン性のものは、糸の特性により水洗いの場合収縮するものがあります。輸入商品に多い。ここで糸の性質について触れます。

*アクリル*
石油からつくられるアクリロニトルと石灰石のカーバイトを共重合(2種類以上の低分子を反応させ高分子を得る事)つくられる。特徴として、羊毛より軽く、かさ高で保温質が抜群である。吸水性が少ないため水溶性の汚れがつきにくい。染色の鮮明さ、堅牢度に優れる。 デメリットは、毛羽立ちやすい点と、高温で南下するため火災に弱い。

*レーヨン*
パルプや綿花から取り除いた後に残る短繊維に含まれる繊維素(セルロース)を薬品で溶かした後、細長い繊維に再製したもので再生繊維と呼ばれる。特徴として、吸湿性がありサラッとした感触を持ち染色性にも優れている。他繊維ともなじみやすく混紡としても使用される。デメリットは、耐久性で劣る。寸法安定性が良くない。濡れると弱い。縮む等。

*ポリエステル*
石炭、石油から作られるテレフタル酸と、石油から作られるエチレングリコールを重合させて製造される。特徴は、摩擦に強くしわになりにくい。形態安定性に優れる。最も熱に強い。日光や薬品にも強く、カビや虫に侵されない。伸長率が小さい。デメリットは、染料に染まりにくいものもある。汚れやすい。帯電しやすい。

*綿*
天然繊維「植物繊維」
コットンは、肌触りが良く涼しい。染色性や発色性に優れています。デメリットは、白化しやすく、対侯性に劣る。縮みやすい。
 

[ 遮光性について ]
遮光性について カーテンの遮光性を高めるのには、
[1] カーテンの織り密度をたかめる。
[2]裏面に化学的・物理的な特殊加工をする。(コーティング、ラミネートなど)
[3]裏地をつける。
[4]表地と裏地のある2重のカーテンにする。

*遮光カーテン*
遮効率99.4%以上の遮光性をする製品に表示されます。表示には、カーテンの遮光性試験方法に基づ測定し、3段階の基準を設けました。
等級
1級
2級
3級
遮効率 99.99%以上 99.80%〜99.99%未満 99.40%〜99.80%未満
照度 0クルス超〜10クルス以下 10クルス超〜200クルス以下 200クルス超〜600クルス以下
照度の
状態
人の顔の表情が識別できないレベル 人の顔あるいは表情が判るレベル 人の表情はわかるが事務作業には暗いれべる

*遮光カーテンとは、カーテン用生地に遮光性能を施したものです。
縫製方法や取付方法により遮光性は変動しますので室内の暗さを示すものではありません。

遮光性カーテンについて、以前はプリントタイプが大半でした。価格もリーズナブルで、洗濯が出来る「ウォッシャブル」タイプが手頃であるために人気があったのですが最近では、裏地付きカーテンの人気が高まっています。

*なぜ、裏地付きカーテンなの?裏地付きメリット*
[1]プリントカーテンでは、どうしても物足りない、味気がない、風合いが…などの理由により見た目の美しさをより求め、気に入った生地に裏地をつける裏地付きカーテン仕様が増えてきている。どうせオーダーするならば…
[2]1度カーテンを購入された方が、次にカーテンを購入するとき裏地付きを選ぶケース。西日が入る部屋では、どんなに気に入ったカーテンでも柄がとんで良く見えないため次にカーテンを購入するときは裏地付きでと考える場合に。
[3]遮光性機能の他に、防音性、遮熱性などに優れています。(カーテンの目的である装飾性以外の機能性。裏地付きで効果がUPする。) カーテンによる防音効果には遮音効果と吸音効果がありますが、特に吸音性には高い効果を発揮します。 NIFの実験では、重量は低音域に、表面のテクスチャーは中音域に、組織の綿密さは高音域にそれぞれ効果が高い事がわかりました。

[ 断熱性、保温性 ]
夏期は外部からの熱気を防ぎ、冬期は内部の温かさを保ち外部からの隙間風や、窓ガラス内部の冷気を防ぐ方法としてカーテンが有効です。断熱性は物理的にはカーテンそのものに効果があるのではなく、ドレープとレース、レースと窓ガラスの間に構成する動かない空気そうによって断熱性を発揮します。熱は高い方から低い方へ流れます。また、外気からの冷気が窓ガラスの内部に冷気流を発生させます。断熱性を高めるには、2重カーテン(ドレープとレース)にして上下左右を密閉するような取付け方が効果的です。特に下部の隙間は少しでも上がっていると効果は下がります。

[ 防炎性 ]
カーテンに防炎性能を付加するには、難燃性繊維、または、難燃性を付加した繊維を使用するか、難燃加工を施さなければないません。難燃繊維には、炭素繊維、金属繊維、ガラス繊維等があり、これらの繊維を混紡して難燃性を持たせるか、後加工により防炎性を付加する場合があります。 ※ カーテンで言うところの防炎性とは、火を近づけても燃え広がらず、火から離すと自己消火作用で火が消えて行く事です。

[ その他の機能について ]
最近特にレースカーテンには、汚れが落ちやすいものや、紫外線防止タイプや室外から見えにくく室内からは見える(ハーフミラー)タイプなどに人気があります。

※このページに掲載しております、各機能性についてのマークは、社団法人日本インテリアファブリックス協会様の許可の上で社団法人日本インテリアファブリックス協会様の著作素材を引用しております。

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